ボクシングが効率良く上達する練習方法について解説します。
いくら練習しても強くならないと悩んでいる方の参考になれば幸いです。
練習の根本的な目的とは?
ボクシングの練習で、根本的な目的になるのが、動きを体に覚えこませることです。
正しい動きを毎日繰り返すことで、その動きを自分のものにします。
そのためには、最初に正しい形を学ぶことが必要です。
間違った形で練習を続けてしまうと、変なクセが付いたりして無駄な時間を過ごしてしまいます。
そうならないようにするためにも、最初に正確な動きを身につけるように心がけて練習に取り組んでみてください。
正しい動きを習得する方法
正しい動きや形は、直接指導者から教わる方法の他に、一流ボクサーのボクシングを見て学ぶことができます。
自分の中で、ボクシングの動きをしっかりイメージできるまで、上手な人の動きをしっかり観察しましょう。
ジャブやコンビネーション、ディフェンスなど正しい技術をチェックしてみると、一つ一つの動きにつながりがあることに気づくはずです。
とくにアマチュアでは、基本に忠実に戦いますので、参考になることも多いと思います。
そういう一連の動きが基本の形ですので、そのイメージを頭に入れて、真似するように練習することをおすすめします。
憧れのボクサーの動きを、自分のものにするつもりで、その選手になりきって鏡の前で動いてみましょう。
基本の先にある理想のボクシングスタイルとは?
一流のボクサーは長い年月の間、繰り返し練習を続けて、基本の動きが完全に体にしみついています。
そして試合で自然にその動きを実行できるレベルに到達した結果、数々の栄光を手にしているわけです。
そう考えれば、ボクシングが効率良く上達する練習方法とは、基礎を徹底することが答えになります。
ステップやパンチ、ディフェンスなど、基本動作が組み合わさってはじめて「流れるような動き」が完成します。
パンチのバリエーションやコンビネーションなど細かい技術の習得も必要ですが、動き一つ一つにそれぞれ目的がありますので、その目的を考えながら練習すれば、さらに上達スピードが早まるはずです。
そして、基本の先にある理想のボクシングスタイルとは「打たせずに打つこと」です。
基本を突き詰めることで、試合でそういう動きが自然にできるようになります。
試合の戦略で、わざと基本に反することを行う場合もありますが、それはいわゆる「応用テクニック」を意味します。
基本あっての応用ですので、そもそも基本を理解していなければ、応用テクニックを実行できるはずがありません。
最後に
ボクシングが効率良く上達する練習方法とは、基本を大切にすることが答えになります。
基礎をおろそかにして応用テクニックを学んでも、その技術を有効に実行することは不可能です。
応用テクニックは基礎を理解した上で、はじめて効果を発揮するものだからです。
応用の土台になる基礎を固めることこそが、ボクシングが上達する一番の近道になります。
初心者の方は特に意識して、トレーニングに取り組んでみてください。