パンチ力を鍛える方法【ボクシング編】

ボクシングのパンチ力を鍛える方法と、相手を倒すのに必要なことを解説しています。

パンチ力がアップする方法は?

まず前提として、パンチ力は先天的なものではありません。

もちろん筋力や瞬発力など生まれ持ったもので、有利に機能することはあります。

でも、それだけでパンチ力が決まるわけでありません。

パンチ力が弱い人でも、練習でアップさせることは十分に可能です。

そして、そのためにはパンチ力をアップさせようとする意識を持つ必要があります。

パンチ力が弱い原因は?

パンチ力が弱い人の特徴として、まず力を拳に集中できていません。

本来なら拳に十分な力が加わるはずですが、肩、肘、腰など別の部位に力を分散させてしまってるんです。

したがって、自分のパワーをしっかり拳に伝えることができれば、必然的にパンチは強くなります。

もちろん筋力に恵まれていれば、強いパンチを打つことができますが、たとえ筋力がなくても、拳に力を乗せてパンチを打つことができれば、強いパンチを打つことが可能です。

パンチ力向上のコツ

パンチ力をアップさせるには、筋力を鍛える他に、力の使い方をマスターすることが必要です。

自分の体に伝わる衝撃を、いかに分散させないで拳に集中するかがポイントです。

  • 強い筋肉で、手と拳に力を十分に伝える
    …足から背中にかけて強い筋肉が体全体のウエイトを加重します。
  • 腰の回転で打つ
    …手だけで打つのではなく、振り子のように体の回転運動で力をコントロールします。
  • フォロースルー
    …ゴルフのスイングのように、ボクシングもフォロースルーが大切です。ベストなタイミングで相手に最大の力をぶつけるために、相手の目標箇所をぶち抜くように振り切ります。

パンチ力が弱くてもKOする方法は?

ボクシングにおけるパンチ力とは、相手を倒すことができるパンチを打てることを意味します。

相手をマットにダウンさせる頻度が多ければ、パンチ力のあるボクサーといえるでしょう。

では、パンチの破壊力さえあれば良いのでしょうか?

実はパンチの破壊力があっても、試合で相手にパンチを当てなければ、相手を倒すことができません。

逆に弱いパンチしか打てなくても、相手に効果的なパンチを当てることができれば、倒すことは可能です。

つまり、パンチ力そのものが100%「KO」につながるわけではありません。

サンドバックを相手にしているわけではありませんので、試合中の相手は当然、攻撃に対してディフェンスをします。

守りを固めた相手をくずしたりして、戦略的に攻撃することが実践では必要です。

まとめ

パンチ力を鍛えるには、「筋肉を強くすること」「力の使い方を身につけること」が大事です。

そして相手を倒すためには、プラスαで「パンチを当てる技術」が必要になります。

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